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第2次大戦 ドイツ武装親衛隊Ⅱ [武装SS]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

グランドパワー別冊の「ドイツ武装親衛隊Ⅱ」を読破しました。

3月の「ドイツ武装親衛隊Ⅰ 」の内容を自分でも驚くほど覚えておらず、
逆に「これはラッキー・・」ということで、1999年に出た続編も読んでみました。
<Ⅰ>と同じく160ページ、定価2350円のデルタ出版です。早速、行きましょう!

ドイツ武装親衛隊Ⅱ.jpg

まず4ページは「武装親衛隊カラー・アルバム」です。
不発のカチューシャ・ロケット弾を眺めるSS兵たちの写真に、
第二次世界大戦ブックス「ナチ武装親衛隊」の表紙となっている写真、
それからヨーヘン・パイパーの柏葉章ポートレートなどです。

続いて白黒の「武装親衛隊写真集」で、ヒトラーの写真が8枚ほど。
ヒトラーのテーブル・トーク1941‐1944〈上〉」で紹介した個人的に好きな1枚、
1932年の遊説中、ボディガードを務めるシャウプゼップダリューゲの錚々たる面々も。
ヒムラーは17枚で、1939年1月28日の「ドイツ警察の日」の祝辞を述べる1枚が好きですね。
ややニヤケ顔で、キャプションも「エー、全国警察の皆様」。

Himmler making a radio address on German Police Day.jpg

「将官と指揮官たち」では、ギレフェルプスクリューガーといった武装SS師団長の他、
あんまり関係のない、ハイドリヒオットー・ディートリッヒ、ガウライターのフォルスター
リッベントロップまでが登場します。SSの制服を着ているのが理由のようですね。
1923年のSA隊長といわれる鈎十字鉄帽姿のゲーリングは、
まだ戦後5年ですから「デブ」とは言わせません。あくまで「ムッチリ」としてるだけ。。

Goering 1923.jpg

そして「ライプシュタンダルテ」、「ダス・ライヒ」、「トーテンコップ」の各装甲師団の戦場写真。
まぁ、わり合い有名な写真が中心です。
そのなかでは不鮮明ながらも、1940年7月29日にシャンゼンゼ通りをパレードする
ライプシュタンダルテの車両と、それを眺めるゼップとハウサー、そしてルントシュテット

Hausser Sepp Rundstedt _paris.jpg

外国人部隊では「ヴィーキング師団写真集」のハック少佐の爽やかな笑顔が・・。
「ノルトラント」の鹵獲SU-76っていうのは面白いですね。

Su-76M probably belonged XI SS Frw Pz.Gren. Div. NORDLAND.jpg

50ページからは各武装SS師団の「プロフィール」です。
SS第1装甲師団である「ライプシュタンダルテ」が1938年に連隊としてベルリンで編成され、
ポーランドからアルデンヌ、最後はオーストリアで戦い、騎士十字章者は58名排出・・、
といったことを簡潔に紹介しています。
写真も1ページに2枚ほど掲載され、ここではベルリンのリヒターフェルデ・ヴェストにあった
連隊の正面入り口や、衛兵の交代式の様子。

Lichterfelde Leibstandarte ss.jpg

「ダス・ライヒ」ではノルマンディにおけるフォン・シュヴァッペンブルク
ラマーディング師団長の2ショット写真がレアですね。
そのままSS第38擲弾兵師団「ニーベルンゲン」まで一気に取り上げています。
ややこしいんですが、次には7個の装甲師団をもっと詳しく紹介。
ホーエンシュタウフェン」では、鹵獲ジープで負傷した英国兵を乗せている写真が・・!

waffen ss Ⅱ.jpg

コレは、あの「マーケット・ガーデン作戦」ですね。「遠すぎた橋」でいう一時休戦シーンかな??

ちなみに今の気分で戦争映画Best.3を選ぶとすれば、
1位、「大脱走」、2位、「Uボート」、3位がこの「遠すぎた橋」ですね。
共通点としてはストーリーと関係のない女が出てこない(恋愛ドラマの要素ゼロ)、
名作映画には名テーマ曲が存在するということです。

movie poster.jpg

第12SS装甲師団「ヒトラーユーゲント」なら本部前の集合写真。
フリッツ・ヴィット師団長の誕生日の際の1枚だそうで、
中央でヴィットと会話しているSS大佐がパンツァー・マイヤーで、
後ろの戦車服はヴュンシェ、あと2人くらいはわかりますが、いかがでしょう。

officers of hitler youth division.jpg

本書の中央には帽章、肩章、カフタイトルなどが4ページ、カラーで出てきました。
そして「武装親衛隊とユニフォーム」へと続いていきます。
ゼップの実物の革コートに、「ナチス親衛隊装備大図鑑」に出ていた「特技章(職掌徽章)」、
SS2等兵~SS大将までの襟章のイラストや、義勇兵部隊の個性的な襟章も・・。

Collar tabs Waffen-SS.jpg

各師団の戦術記号に外国人部隊の袖章。
一番、惹かれたのは、1931年までSSも使用していたという、初期の「SAバックル」です。
「ハーケンクロイツ」の形が特徴です。

Early SA Belt Buckle.jpg

ヘルメットも10数枚の写真で細かく分析した後、1939年~1945年の西部戦線へ。
ドイツ武装親衛隊」ではカラーで「1940年4月の射撃訓練中のポリツァイ師団」と
書かれていたのと同じ写真が、本書では「1940年5月、西方戦役で戦闘中」となっていました。
ホント、写真のキャプションっていうのは難しいですね。

An MG34 of the Waffen SS Polizei Division in France.jpg

東部戦線の写真も20ページほど。
SS重戦車大隊のティーガーや、パンターの写真が多くなってきます。

pz5.jpg

「武装SSの小火器」は最近、勉強中なので興味深かったですね。
特に制式ライフルの「Kar98k」が陸軍からキチンと回ってこないために、
業を煮やしたヒムラーが「ダッハウ強制収容所」に小火器工場を造って、
警察と武装SSへの部品供給を開始した・・と写真付きです。

kz Dachau Factory.jpg

照明弾や小銃榴弾も囚人に作らせ、雇い上げた人間が品質を検査。。
この手の本では、「髑髏部隊」以外に強制収容所にはあまり触れないものですが、
良い視点だと思います。

kz Dachau Bullet.jpg

本書のメインは138ページからでしょうか。
「空飛ぶ親衛隊 降下猟兵500大隊」の特集です。
クルト・リブカSS大尉のもと、パルチザンの首領チトー抹殺のための
「ロッセルスプリュング(騎士の跳躍)作戦」を決行。
しかし、チトーを取り逃がし、1個小隊がユーゴ・パルチザンに包囲されてなぶり殺し・・。
墓地で包囲された部隊も夜を徹しての白兵戦を耐え凌ぐと、
遂にプリンツ・オイゲン師団が救援に現れ、降下猟兵たちの勝どきがあがるのでした・・。
以前に、「WW2ドイツの特殊作戦」でも紹介したこの作戦ですが、
9枚ほどの大きな写真で、8ページ、キッチリとした戦記として良い出来です。

SS-Fallschirmjägerbataillon 500 during Operation Rösselsprung.jpg

最後は「SS装甲軍団 プロホロフカの激闘」と、「ヨーロッパSSの戦い」で、
前者はもう有名なクルスク南部の大戦車戦
本書ではこのプロホロフカだけを取り上げて、「SSの勝ち」と分析。
神妙に会話するハウサー軍団長と、「ダス・ライヒ」の連隊長シュタドラーの2ショット・・
なんて激レアな写真がありますが、キャプションでは「LAH」連隊長となっており、
テンションを上げておいて、一気に落とすというイヤラシイ作りです。。

battle_kursk-tigers.jpg

後者はオランダ人、デンマーク人らから成る「ノルトラント師団」を中心とした
ナルヴァの戦い」を解説したものですが、「泥まみれの虎」は出てきませんよ。

「ドイツ武装親衛隊」でも書きましたが、本書はレア本のようでなかなか売っていません。
突っ込みどころが所々あるのは否めませんが、
まぁ、ソコはあくまで「雑誌」ですから、気楽に楽しむべきでしょう。
「武装SS戦場写真集」と、「第5SS装甲師団「ヴィーキング」写真集 大平原の海賊たちII 」も
ぼちぼちかな・・。











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