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スターリン -赤い皇帝と廷臣たち-〈下〉 [ロシア]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

サイモン・セバーグ モンテフィオーリ著の「スターリン〈下〉」を読破しました。

635ページの上巻の最後は、スターリンの信じない「バルバロッサ作戦」準備完了でしたが、
170ページの出典を除くと528ページのこの下巻は、1941年6月22日、参謀総長ジューコフによる
戦線の状況報告とドイツ軍に対する反撃許可をスターリンに電話で求めるところから始まります。
全員が集まって会議が始まっても青ざめていたスターリンは、
「一部のドイツ軍人による挑発行為かも知れない・・」。
そして「ヒトラーはこの事態を知らないのだ」と、宣戦布告があるまで反撃は命じません。

スターリン下.jpg

やがて被害が大きくなると、南西部方面軍への前線視察にブジョンヌイにクリークといった
元帥が派遣されますが、敗走する第10軍の混乱に巻き込まれたクリークは孤立し、
捕虜になりかけます。元帥服と身分証も焼き捨てて、農民に変装して逃走・・。
前参謀総長シャポシニコフ元帥もストレスに耐えかねてへたり込み、
司令部との連絡が途絶してしまいます。
こうして消えた元帥たちを見つけるため、今度はヴォロシーロフを派遣するスターリン。
西部方面軍司令官のパヴロフの失策を激しく叱責するヴォロシーロフの
その長靴に口づけをして、許しを求めるパヴロフ。
ヴォロシーロフはかつてスターリンに自分を密告したパヴロフに対する恨みもあります。

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ミンスクの状況を確認するため、ティモシェンコとジューコフの司令部に乗り込んだスターリン。
まるで仕事の邪魔だと言わんばかりのジューコフの生意気な態度に爆発します。
「開戦初日から自分の部隊との連絡を失うような総司令部と参謀総長とはいったい何者なのだ?」
普段は石のような冷静な表情のジューコフが激しい非難に堪えかねて、わっと泣き出し、
女のようにすすり上げながら、部屋から走り出ていくと、モロトフが慰めに後を追います。

Timoshenko_Zhukov.jpg

しかし堪えられなかったのはスターリンです。
それから2日間、引き籠り、姿も見せなければ電話にも出ないという衰弱状態に陥ります。
ヒトラーを見誤り、祖国を危機に陥れた国家元首として、いつ逮捕されてもおかしくありません。
それでもやって来たモロトフやベリヤ、ヴォロシーロフによって励まされて、
「新スターリン」として新設の国家防衛委員長に就任。このスターリンの衰弱には諸説ありますが、
本書では「一時的に権力から身を引き、再任されるための演技だった」
という説も間違いとは言えないとしています。

フォン・クライストグデーリアンの装甲集団が迫るキエフではフルシチョフが退却の許可を求めます。
「自分が恥ずかしくないのか!何が何でも頑張るのだ。
さもないと君自身が始末されることになるぞ!」と電話で恫喝するスターリン。
司令官のブジョンヌイを解任し、ティモシェンコを送りますが、結局は45万名が包囲されるのでした。

Semyon Budyonny.jpg

包囲され始めたのはレニングラードも同じです。
ジダーノフの元にヴォロシーロフを送りますが、塹壕に隠れてばかりのヴォロシーロフをさっさと解任。
スターリンは参謀総長を解任したばかりのジューコフを送り込みます。
レニングラードを立て直したジューコフは、今度は危機迫るモスクワ防衛のために呼び戻されますが
赤い首都モスクワでは空爆が始まり、工場も疎開を開始。
防空壕が作られていないクレムリン・・。
ドイツ軍の空襲が始まると、スターリンは地下鉄のホームへ避難しなければなりません。

Zhdanov, Molotov,Stalin, and Voroshilov.jpg

ドイツ軍の攻勢をなんとか耐えきったスターリン。
銃殺の恐怖に脅えるのはキエフを失い、命からがら脱出していたティモシェンコとフルシチョフです。
しかし彼らを気に入っていたスターリンからはお咎めなし。
そしてこのコンビは1942年の夏にスターリングラードで復帰を果たすのでした。

Khrushchev 1943.jpg

重臣のなかでは武器弾薬の調達に医薬品、糧食の配給、連合軍との武器貸与交渉などを
担当する貿易人民委員のミコヤン、強制収容所の囚人170万人を奴隷労働者として、
兵器生産と鉄道建設に動員し、そのうち93万人を死亡させたNKVD長官のベリヤの働きが
大きくものを言っています。

1943年2月、スターリングラード戦に勝利し、ジューコフを元帥に昇進させたスターリンは、
「全知全能のアマチュア軍人」として自らも元帥と名乗るようになります。
そしてベリヤの絶大な権力を制限するため、赤軍防諜部と恐怖の赤軍特務機関を統合し、
自分の直属機関に組み入れます。
「スパイに死を」というスローガンの頭文字をとって「スメルシュ」と名付けられたこの機関の責任者に
べリアの側近を勤めていた35歳の冷酷残忍な秘密警察幹部、アバクーモフが任命。
いや~。スメルシュ出ましたねぇ。名前だけで怖いです。

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3月、ドイツ軍の誇るマンシュタイン元帥の反撃によってハリコフが奪還され、
スターリングラード戦での勝利が台無しになりかねない状況の中、
スターリンは別の問題で怒りに震えています。
それは16歳になった娘スヴェトラーナの中年作家との恋・・。
「国中が戦争しているというのに、この堕落した娘の頭の中には男と寝ることしかない!」
と、かな切り声をあげてスヴェトラーナに生まれて初めてのビンタをお見舞いするのでした。。

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それでも夏には「クルスクの大戦車戦」にも勝利して意気揚々となるスターリン。
共産主義の国際組織、コミンテルンを廃止し、国民に満足感と自信を回復させるため、
インターナショナル」に代わる新しい国歌を制定することを決定します。
ソ連邦全域から曲を募集し、作詞にも関与するスターリンと重臣たち。
国歌好きのヴィトゲンシュタインは、実はこの今のロシア国歌も大好きなんですねぇ。
東欧の国歌は旧ユーゴ、ウクライナ、クロアチアなど重厚で寒々しいメロディが多いですが、
この系統では、後半、厳粛に盛り上がるロシア国歌がNo.1なのは間違いありません。



三巨頭の集まったテヘラン会談でスターリンは、自分は決して間違いを起こさない
偉大な人間であることを確信します。
しかし勝利の代償は大きく、死亡者の数は2600万人にも達し、飢餓が猛威をふるって
ウクライナでは民族主義の軍事組織と赤軍による内戦も始まっています。
さらにカフカスでも少数民族がドイツ側に寝返っている情報が入ると、
イスラム教徒であるチェチェン民族とイングーシ民族の強制移住を決定し、
ベリヤは10万人のNKVD部隊を率いて、チェチェンの首都グローズヌイに乗り込みます。

Правда о депортации чеченского и ингушского народов.jpg

1944年3月までにチェチェン人50万人の東部への移送が完了。
その他、対独協力者とされたクリミアのタタール人16万人なども次々と・・。
そして移送の途中、または強制収容所に着いた時点で53万人が餓死などで死亡するという
ホロコーストに劣らぬ大惨事が繰り広げられます。。
こういう歴史を知らないと、いまのロシア、チェチェン問題などは理解できないですね。

スターリンがその後のヤルタ会談でルーズヴェルト大統領に
「我が国のヒムラーです」とベリヤを紹介するだけのことがあります。
本書を読む限り、ベリヤはヒムラーを完全に超えていますね。
ヒムラーとハイドリヒ、そしてボルマンを足して3で割らないくらいの強烈さです。。
このベリヤ主役の本が2冊出ているので、今度、読んでみようと思いました。

berija.jpg

ワルシャワ蜂起」の赤軍の停止に触れ、ロコソフスキー将軍なども登場しながら、
西へと進むスターリン。
この時期、フランス自由軍のドゴール将軍がクレムリンを訪れた話は興味深かったですね。
気難しいドゴールが立ち去ろうとするとスターリンはドゴールの通訳を呼び止めます。
「君は多くを知り過ぎている。シベリア送りにしたほうがよさそうだ!」
もちろんコレはスターリン流のジョークなんですが、このようなのは度々出てきて、
尋ねてきた政治局員に向かって、「あぁ、君はまだ逮捕されていなかったのか・・」
と、当人からしてみれば、これほど恐怖に打ち震えるようなジョークは存在しません。。

stalin-smiling.jpg

本書では「拷問」についても所々で登場します。
殴り過ぎて眼球が飛び出す・・なんてのは当たり前。
基本は「フランス式レスリング」という床技で始まります。
後半には映画「マラソンマン」でダスティン・ホフマンが歯科拷問されたより凄い、
手術室のような拷問部屋も・・。
ヴィトゲンシュタインなら、この部屋に入っただけで、何でもかんでも自白するでしょう。。

marathon-man-1976.jpg

東プロイセンに達した赤軍。狂乱の復讐が始まります。
数ヵ月間で200万人のドイツ人女性が強姦されたばかりでなく、収容所から解放された
ロシア人女性にも赤軍兵士は襲い掛かります。
報告を聞いたスターリンは、「愛する家族を失った兵士たちがスターリングラードから
祖国の惨状を数千㌔に渡って眼にし、恐ろしい体験をした後で、
少しばかり楽しみたいと思っても不思議ではない」。

そして4月、ゼーロウ高地で防戦するドイツ軍に手こずり、
3万人の大損害を受けながらもベルリンを占領したジューコフと赤軍。
ヒトラーの焼け焦げた遺体はスメルシュによってさっさと持ち去られ、それをジューコフ知らせずに
遺体の行方について質問を蒸し返してはジューコフを困らせて楽しむスターリン。

Georgy Zhukov and Konstantin Rokossovsky 1945.jpg

6月にはモスクワで勝利の軍事パレードが豪雨のなか行われ、
白馬に乗ったジューコフに始まり、200人の復員兵がナチスの軍旗を投げ捨てるのでした。

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「大元帥」の称号と「ソ連邦英雄勲章」が重臣たちによって送られることになったスターリン。
「戦場で連隊も指揮したことのない私には、この勲章を受ける資格がない」と語り、
大元帥の称号も拒否します。
しかしゲーリング風の白の上着と、黒と赤の縞模様のズボンという
ホテルのドアマンを思わせる大元帥服を試着してモロトフに語ります。
「どうしてこんなものを受け入れてしまったのだろう・・」。

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8月、広島に原爆が投下されると、獲物を取り逃すことを恐れたスターリンは
即座に対日参戦に踏み切ります。
しかし広島の惨状に衝撃を受け、「戦争は野蛮だが、原爆は度を越えて野蛮だ。
しかも日本の敗北は決まっていて、原爆を使用する必要などなかったのだ!」として、
トルーマン大統領の狙いが、日本ではなく、自分にあると確信します。
この「原爆による脅迫」に対して、すぐさまベリヤを長とする原爆開発プロジェクトを発足させ、
科学者が集められます。

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1万人の技術者と40万人の職員をもって、膨大な量の仕事に打ち込むベリヤですが、
時間を見つけては、その絶大な権力にモノを言わせ、数十人の女優や
大好きな女子スポーツ選手などを拉致しては強姦。
自分の内務省のサッカー・チーム「ディナモ・モスクワ」が労働組合連合のライバルチーム、
「スパルタク・モスクワ」と優勝争いを繰り広げると、スパルタクの監督を逮捕して、
流刑にしてしまうなど、やりたい放題です。

Stalin,Mikoyan, Berija,Malenkov.jpg

最初の原子炉臨界実験に立ち会ったベリヤですが、見たところで到底理解はできません。
科学者たちに騙されていると思った彼は、
「これで終わりか?原子炉の中に入って見てもいいかな?」と
人類にとって願ってもないことを申し出ますが、
良心的な科学者たちは彼を思いとどまらせるのでした。。

ベリヤの政治的野心に気づいたスターリンは内相の座を罷免し、国家保安相に
スメルシュの「下等動物に等しい出世主義者」のアバクーモフを抜擢します。
まずターゲットとなるのは戦後の軍人たち。
特に西側にスターリンの後継者と持て囃されていたジューコフが大量の戦利品を略奪したカドで
逮捕されますが、すでに1937年ではないことを悟っていたスターリンは
オデッサ軍管区司令官に降格し、後にはウラル軍管区司令官へと再度、降格させるのでした。
古株のクリーク元帥が密かに銃殺されたのに比べれば、これでもまだマシな方ですね。

zhukov_c.jpg

イスラエル国家が誕生し、それを米国が支援する状況になると、
国内でのユダヤ人への弾圧が激しくなります。
「邪悪なシオニスト狩り」が政府内でも始まり、モロトフのユダヤ人の奥さんまでが逮捕され、
モロトフ自身も最高権力集団から排除。
1949年にはカザフスタンの平原で遂に原爆実験が成功し、ベリヤの株が再び上昇。
毛沢東がスターリンの元を訪れると、北朝鮮の若き指導者、金日成もモスクワを訪問し、
韓国侵攻の許可をスターリンに求めます。

1949_Mao_Bulganin_and_Stalin.jpg

そんな「鋼鉄の男」スターリンも老いには勝てません。
重臣のひとり、ブルガーニンの名前すら思い出すことが出来ず、
「ところで、君の名前はなんだったかな?」
しかし、実際には耄碌しつつも、今まで以上に頑固で危険な存在であり、
あらゆる方向に攻撃の手を伸ばします。
歯の悪い彼のために食卓に出されたバナナが熟れていないと激怒したスターリンは
バナナの輸送船の関係者を逮捕し、貿易相の解任まで命じる始末・・。
これは命じた・・という笑い話ではなく、本当に貿易相が解任されているところが凄いですね。

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自身の後継者問題についても、どこかの国のように息子に継がせる気などサラサラなく、
本書でも最初の息子、ヤコフがドイツ軍の捕虜となっても、交換には応じず、
小スターリンであるワシリーもモスクワの空軍司令官というポジションは与えますが、
相変わらずの我がままで、アル中・・という役立たず。。
そしてソ連はグルジア人ではなく、ロシア人が治める方が良いと考えているのでした。

Yakov&Vasily.jpg

そして遂に倒れるスターリン。
動脈硬化症に起因する左脳の内出血ですが、高名なユダヤ人医師たち全員が逮捕されており、
駆け付けたベリヤを筆頭とした重臣たちが呼んだ医師たちも、手術を行う勇気などありません。
回復の見込みがないことがハッキリすると、ベリヤはスターリンへの憎悪を公然と吐き出しますが、
スターリンの目玉や口が動いたりする度に、回復するかも・・という恐怖に駆られ、
慌てて跪き、スターリンの手に接吻を・・。
その他の重臣たちはスターリンが死ぬという事実を前に、安堵のため息をつきながらも
欠点はあっても、長年の親友であり、指導者であったスターリンのために涙を流すのでした。

Stalin dead.jpg

「エピローグ」では後継者となったベリヤの新しい政策、特に東ドイツを開放するという提案が
重臣たちの不安を掻き立て、ベリヤ打倒を決意したフルシチョフによって策謀が・・。
そして部屋の外で待機していたジューコフ元帥が突入!して、ベリヤを逮捕。
「殺さないでくれ!」と大声でわめき、暴れ続けるベリヤの額が
死刑執行人のバチスキー将軍によって撃ち抜かれます。
アバクーモフも銃殺されて、スターリン時代の犯罪の多くがこの2人の責任に帰されるのでした。

beriya_time.jpg

本書にはマレンコフにミコヤンなど、重要な重臣たちも多く登場し、
モロトフの味方に付いたり、ベリヤ側に付いたり、時には全員で共同戦線を張ったり・・と
後半はいったい誰が生き残るのか・・? 
というフィクションのサスペンスのような雰囲気すらありました。
戦後のソ連は詳しくないので、ヴォロシーロフが大統領になっていたり、
ブジョンヌイも生き残って、切手になっていたりして良かったですね。

Voroshilov-budyonny stamp.jpg

まぁ、大変なボリュームがありましたけど、中だるみもなく、とても面白かったです。
知らないことが多かったので、集中力もありましたし、ちょっとした衝撃も受けたりと。。
この上下巻を読んでいた1週間で、二晩ほどは「ソ連の夢」も見ました・・。
独ソ戦の部分は250ページ程度で、思っていたほどではありませんでしたが、
これはスターリンがヒトラーほどは作戦に関与していなかったためでしょうね。

もし、原爆が使われなくて、日米本土決戦になっていたら、長引く戦争によって、
ソ連が北方領土だけではなく、北海道から東北まで攻め込んで、
戦後は東西ドイツや、今のお隣の国のような、分割された国になっていたかも・・
など、変なことも頭をよぎりました。
そんな意味でもこれまでに読んだソ連モノのなかでは、間違いなく最高の一冊でした。

また、スターリンの前半生を描いた「スターリン―青春と革命の時代」という
本書の第2弾もありますし、「ベリヤ本」の他にも、
「スターリン時代―元ソヴィエト諜​報機関長の記録」という本も気になりますね。
まだまだ、ソ連モノも読んでみるつもりです。













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ろしゅっく

大学生の頃、スターリンのポスターを部屋に貼ってたことがあります・・・ やっぱりこの本買っちゃいました☆ 鋼鉄のように重いので、寝転がって読むと筋力不足の腕はブルブルです^^
上巻の半分までいきましたが、「義姉との愛人関係」のくだりでトキメいてます☆
 
私も国歌が大好きです^^ ロシアの国歌、背筋がピン!ですね。一時期着メロにしてました。お目覚めアラームはポーランド国歌です☆

それにしても、「ソ連の夢」ってすごいですね。どんなんでしたか?
by ろしゅっく (2012-09-25 22:39) 

しゅり

こんにちは、ヴィトゲンシュタインさん。
毎度同じことを言いますが、この本の暴落を待っています私(笑)。

さて、ヒトラー率いるドイツも凄いですが、スターリン率いるソ連も本当に想像を絶して凄いですよね。
ユーラシア大陸の端から端まで網羅している大国、そしてスターリン。
この時代のソ連に生まれなくて良かった!
ソ連が北海道に入ってこなくて良かった!と
占守島やアッツ島を筆頭とした千島を文字通り死守してくださった英霊に感謝です。

あ!私もロシア国歌好きです!!
ドイツ国歌も好きだけど。。。。
映画「スターリングラード」でロシア国家が流れるシーンは何度見ても感動します。
by しゅり (2012-09-26 17:50) 

ヴィトゲンシュタイン

ろしゅっくさん、ど~も~。
>大学生の頃、スターリンのポスターを部屋に貼ってたことがあります・・・
は~、ボルシェヴィキ出身でしたか・・。それとも「ザ・スターリン」のポスターだったりして・・。
>「義姉との愛人関係」のくだりでトキメいてます☆
う~ん。。コレはいけませんねぇ。でも兄貴ばっかりだったボクも、「姉」という文字に弱いんです。ちょっと憧れ・・。
「ソ連の夢」はハッキリ覚えてないんですけど、1930年代のクレムリンで働く、中間管理職だった気がします。。目が覚めたら、緊張感から解放されて、ため息が出ましたよ。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-09-26 19:44) 

ヴィトゲンシュタイン

しゅりさん。ど~も。
>この本の暴落を待っています私(笑)。
へ~、こんなのを狙っていたとは意外。。このBlogで紹介した本は売れる・・という都市伝説のような噂も聞くので、暴落を阻止してしまったらスイマセン。。んん・・、でも読んで欲しいなぁ。ホント、面白くて、良い本です。この上下巻を読んだだけで、スターリンとソ連通になった気がしますよ。裏事情中心ですから・・。
それなりにナチスの悪行も読んできましたが、ソ連の凄さは、仰る様にその国土の広さと人口、そして特定の民族や反対派がターゲットなのではなく、誰でもが「ソ連人民の敵」とされるところにあります。
ナチスのイデオロギーがヒトラーとイコールであるとするならば、ボルシェヴィズムは決してスターリンとイコールではなく、スターリンでさえ気を抜けば「人民の敵」になってしまうように思いました。

ろしゅっくさんも含め、 ロシア国歌好きな方が多くてホッとしました。最近、動画もうまくUPできないし、容量制限があるので、こんなmp3をUPするのも大変なんですよ。頑張った甲斐があったってもんです。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-09-26 20:13) 

しゅり

>へ~、こんなのを狙っていたとは意外。。

スターリンを含むソ連にも興味があるのですが
ナチスドイツやユダヤ人問題にかまけていると中々着手できなくて。
時々それらしい本は読んではいるのですが。。。

>このBlogで紹介した本は売れる・・

やめてください(笑)!
しかし、スターリンやソ連関係の本って中々暴落しないんですよ。
ナチス関係もあまり暴落しませんがそれ以上ですね。
あ!
だからスターリンやソ連関係の本をあまり読めないのか(笑)!

チェンチェンやクリミアタタールなどの少数民族をまるごと強制移住させるって
ほんと、スターリンってクレイジー。
一昨年、ウズベキスタンへ遊びに行ったのですが
朝鮮半島とソ連国境の朝鮮族が日本軍と通じている!というスターリンの思い込みによって朝鮮族がウズベキスタンへ強制移住されています。
なのでよく朝鮮族の方々を見ました。
朝鮮料理のお店も多いです。

余談ですがウズベキスタンへ旅行中、ひたすら現地の人にもウズベキスタン人に間違われていました。
到着の空港から帰りの飛行機のCAまでひたすら。
タシケントのスカーフ屋さんでは
「マダーム。アメリカン?フランス?イタリア?」と、あぁ国籍を聞いているんだなと思い、ニッコリ笑ってロシア語で「イェポーニカ!」と答えると店主を含め店内の客が「ウズべスキー?!」と騒然としました。
滞在中、ちなみに一人たりとも「コリアン?」とは聞いてきませんでした(笑)。
すみません、余談が長くなって(汗)。

by しゅり (2012-09-27 12:49) 

リッター   フォン  ◯×

こんにちは、
この本京都で格安で入手して耽読してます(笑)青春時代の巻をイギリスが中心に映画化するらしいですね。スターリンの隠し子が10人以上いる、と書いてから、ロシア政府は、出版を妨害したらしい、そうですからこの話題はタブーなんでしょうかね。
本巻は、国歌成立のドタバタを除いては、一番情報量多いですね。国歌のいきさつはショスタコーヴィチの証言という、今では怪文書らしい本に、ドタバタぶりが書いてあります。
あと謎なのは、本巻に掲載の、スターリンのあばたくっきりの、二枚目ではない写真ですが、独ソ不可侵条約の時のスターリンは、結構二枚目めいて映っており、影武者の問題はどうだったかな〜と考えてます。まあ、日本の若い世代は、スターリンは、岡田真澄ですので。
by リッター フォン ◯× (2012-09-27 13:26) 

ヴィトゲンシュタイン

しゅりさん。こんばんわ。
>ウズベキスタンへ旅行中、ひたすら現地の人にもウズベキスタン人に間違われていました。
あ~、この話、確かしゅりさんBlogに書いてありましたよねぇ? 結構、こっそり読んで笑ってます。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-09-27 20:24) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も。リッター フォン ◯× さん。
映画化ですか!これは初耳です。誰がスターリン演じるんですかねぇ。以前に観たTVドラマではロバート・デュバルがデカイ付け鼻でやってましたが・・。
>影武者の問題はどうだったかな〜
あ~、ありましたねぇ、そんな噂が。。独ソ不可侵条約の時はスターリン自らカメラマンを部屋に入れていたと思うんですが、二枚目に撮らないと「流刑」だったり、エジョフを消したように、あばたも修正したのかも知れませんね。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-09-27 20:31) 

IZM

レビューおもしろかったです、と書こうとして昨日はコメ欄のそうそうたるコアな方々の前にビビッてしまっていた小心者のIZMです。。。w
>戦後は東西ドイツや、今のお隣の国のような、分割された国になっていたかも・・
これはほんと、考えるたびにヒヤッとしてしまいます。ロシアの歴史はちゃんと知ってた方がいいかな。。。でもこの本だとちょっと最初には敷居が高そうな気がします。ウズベキスタンは憧れの地なので、しゅりさんがちょっとうらやましい。
by IZM (2012-09-28 15:54) 

ヴィトゲンシュタイン

IZMさん。ど~も。
>レビューおもしろかったです
って普通に書いてもらうのは凄く嬉しいんですよね。コレ位の大作、かつ、知らないことや知らない名前が多いと、書くのに3時間、ペタペタ写真貼ったり、誤字脱字直したり、全体的に整えたりと、2日間ほどちょこちょこやって、最後は呑みながら最終チェック。。それでも「しかし・・」とか、「そして・・」とか連発してて、ムッとしたり。。
IZMさんもブロガーですから、こういう苦労はわかってもらえますよねぇ。

ソヴィエト/ロシアの歴史はボクもたいして知らないんです。そもそもスターリンとボルシェヴィキを理解するには、レーニンや帝政ロシアも理解していないとダメだと思いますし、あくまでナチスの敵国としての知識レベルで本書に挑んだ次第です。お蔭でとても興味が湧いてきましたが、初心者向けの通史なんかで勉強する必要も感じましたね。

明日はメテオライトのチャネリングの成果??で、またしてもナチのメガネのおっさんが登場します。

by ヴィトゲンシュタイン (2012-09-28 19:40) 

カラス

守屋純『独ソ戦争はこうしてはじまった』だとジューコフの回想録が改ざんされて半分程度で決定版が後に出版されて守屋氏がチェックをされている話を冒頭で書かれているのでジューコフの完全版回想録で新たなスタリーンの話も出てきそうですね。ビーヴァーの『パリ解放』でスターリンはフランス人が嫌いだから戦後支援をしぶったとか、朝鮮戦争ではフィンランドでボコボコにされて介入を嫌がったり一人の権力者にふりまされるのは恐ろしいですね。
by カラス (2012-10-27 01:54) 

ヴィトゲンシュタイン

カラスさん。ど~も。

>ジューコフの完全版回想録
これは出してほしいですねぇ。「ヒトラーの最期 -ソ連軍女性通訳の回想-」でもこの経緯について触れてましたが・・。

>ビーヴァーの『パリ解放』
コレも気になる一冊です。その前に「ノルマンディー上陸作戦1944」をやっつけないと。。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-10-27 17:35) 

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