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クルスクの戦い -戦場写真集 南部戦区1943年7月- [パンツァー]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

ジャン・ルスタン著の「クルスクの戦い」を読破しました。

有名な素晴らしい戦場写真集です。
1943年7月の「ツィタデレ作戦」のフォン・マンシュタインが率いた
南方軍集団の戦いを凄い量の写真で解説しています。
このような本は本来、モデラーの方々が資料に使うようですが、
自分のような人間でも充分に楽しめ、また勉強になりました。

クルスクの戦い.JPG

写真がすべて白黒なのは残念ですが、最初に各部隊の装甲車両が
カラーイラストで紹介されているので、大分イメージしやすくなりますね。
また参加した各装甲師団の実際の戦力や戦車保有数が明確で
例えば、初陣となったパンターは200両、ティーガーもせいぜい103両で、
中心となっていたのは長砲身のⅢ号戦車とⅣ号戦車であったことが良くわかります。

Tigers at Kursk.jpg

著者はこのような調査結果に自信があるようで、他人の著書を引き合いにして
「17個ものティーガー師団が存在していて、ティーガーだけで3000両を超えている!」と
憤慨し、こういうとんでもないことを言うヤツには注意するよう呼びかけています。

写真としては「ツィタデレ作戦」準備の段階から紹介されていますが、
興味深かったのは、鹵獲したT-34戦車をメンテナンスして
ドイツ軍戦車として仕上げていく一連の写真です。
このT-34はSS師団ダス・ライヒに20両配備されたようです。

Kursk_Panzer_VI_(Tiger_I).jpg

グロースドイッチュラントのフンメル自走砲が固まって射撃位置に付いている写真など
ティーガーも良いですが、こういうのも個人的に好きですね。
編成上には無いⅠ号戦車が写っているものまでありました。

この大戦車戦は当然、装甲車両だけが戦っているわけではないので、
シュトゥーカなどの空軍も取り上げられています。
ネーベルヴェルファーの準備と発射の写真も初めて見ました。

Kursk, SS  Das Reich.jpg

戦車兵たちのイキイキした表情を見事に捉えた写真も多く、
ほとんどが名も無い若い兵士たちですが、所々にベーケシュルツ、シュトラハヴィッツ
といった戦車のプロたちの顔も登場します。
その他、武装SSでもハウサー、プリース、ハルメルパイパー
初見の写真があったりして、嬉しい驚きです。

Ferdinand in KursK22.JPG

また、写真だけでなく平行して戦況も解説されていて、
特にライプシュタンダルテの戦車中隊長で外相の息子である
ルドルフ・フォン・リッベントロップ中尉の戦記は読み応えがありました。

Rudolf von Ribbentropp.jpg

この南部戦区はSS装甲集団の存在やプロホロフカの戦いがあったことで
クルーゲの率いた北部戦区より知られていますが、
この北部戦区についても「続・クルスクの戦い」が出ていますので
機会があったら読んでみようと思っています。が、結構良い値段なんですよね。。。



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